「2025年の崖」 –
これは単に主要業務システムのサポート切れや老朽化によるリスクを指し示しているわけではありません。経産省のレポートにもあるように、老朽化・複雑化・ブラックボックス化したERPシステムを中心に、柔軟かつ高度なデータ活用が進められないことによるDXの遅れは、年間12兆円もの経済損失を発生させることが危惧されています。
また、昨年発生したコロナウィルスによる、劇的な事業環境の変化は、多くの企業にDXを生存戦略として、協力かつ迅速に推進することを突き付けています。
このオンデマンドセミナーでは、まさにVUCA時代へと突入する現代において、ERPシステムや周辺環境の刷新を検討・推進する企業様におけるデータ活用の最適解をご紹介しております。
是非ご視聴頂き、今後のERP戦略の検討にお役立てください。
アジェンダとセッション詳細
13:00 – 13:10 ご挨拶
13:10 – 13:30 セッション1
デジタル時代の次世代マネジメント体制の実現
~ERPデータを活用したエンドツーエンドのDX推進~
PwCあらた有限責任監査法人 初川 浩之氏
ERPの導入をはじめ、多くの日本企業は日々DXを推進し、次世代マネジメント体制の実現に向けた取り組んでいます。この取り組みでは、経済産業省のDXレポートにある「2025年の崖」の最大の課題となるブラックボックス化の回避も考慮しなければなりません。
当セッションでは、上記の課題に対する実務対応例をご紹介しつつ、2025年に向けたエンドツーエンドのDX推進の方向性についてお話します。
休憩(5分)
13:35 – 14:05 セッション2
企業アジリティを高めるセルフサービス分析のススメ
アルテリックス・ジャパン合同会社 中川 裕之
DXの本質はデータに向き合う組織と人材を変革することにあります。現在、事業組織に求められるのは、データから事業運営に価値のある仮説を導きだし、検証する能力へと変化しています。本セッションでは現場主導でDX内製化を実現し、組織と人材を変革するセルフサービス型データ活用プラットフォームAlteryxの価値についてご紹介します。
休憩(5分)
14:10 – 14:50 セッション3
ERP/EPM周辺でのデータ活用のアプローチ方法とその活用メリット
株式会社クニエ 林 史崇氏
DXを推進するうえで欠かせない要素として、事業部・部門ごとにバラバラではなく全社横断的なデータ活用を可能にするIT基盤が挙げられています。その実現手段となりうるのがERP・EPMといった基幹システムの導入ですが、導入後のデータ利活用もDX推進のうえでは重要なポイントです。本セッションでは、ERP・EPM導入後の蓄積されたデータ利活用のトレンド、当該シーンにおけるAlteryxのポイントについて説明します。
休憩(5分)
14:55 – 15:25 セッション4
フレキシブルなデータパイプラインを活かした、全員参加型のデータドリブン・オペレーション
ウイングアーク1st株式会社 田﨑
早瀬氏
経営指標を押上げる、マネジメント実務や現場業務におけるデータ活用の在り方とは。
ERPデータと現場業務データを併せて活用し、高速且つPro-Activeな(予知予見的な)業務を実現することが求められています。
試行実践が出来る機械学習環境や、情報配信・共有などの自動化が図れる、当社のソリューションをご紹介します。
休憩(5分)
15:30 – 15:50 セッション5
経営管理ダッシュボード活用の未来とデータガバナンス
PwCあらた有限責任監査法人 鮫島 洋一氏、石原 恒氏
経営に資する情報は財務情報のみだけではなく、非財務情報も含めて包括的に取り込んでいくことが必要です。
また、活用目的やテーマ設定、及びそのために必要な組織や整備は何か悩まれていることもあるかと思います。
当セッションでは、財務情報だけでなく非財務情報も用いたダッシュボードや予兆管理などの分析事例、及び前提となるデータガバナンスについての概要を説明します。
15:50 – 15:55 終了のご挨拶