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ビジネスや財務における AI の活用

今こそ財務に AI を取り入れるべき理由とは?

April 1, 2022

ビッグデータ、AI(人工知能)、自動化は、今や誰もが知る言葉ですが、これらは単に耳触りの良い言葉ではなく、業界の大きな差別化要因になる可能性を秘めています。これらは、企業がより良い意思決定を行い、新たなビジネスチャンスを見出し、顧客満足度を向上させるうえで、強力なツールとなります。では、AI とはいったい何なのでしょうか?
AI はコンピュータサイエンスの一分野であり、人間のように考えたり行動したりできる知的な機械の開発に重点を置いています。
AI は、すでに企業のビジネスのあり方を変えつつあります。今回は、この点について詳しくご説明します。

ビジネスで AI を活用する 3 つの方法

 

1. ビジネスプロセスの自動化

ロボティック・プロセス・オートメーションでは、人間のように行動する「ロボット」を用いて、複数の IT システムから情報を入力・活用します。
たとえば、紛失した銀行カードを再発行したり、複数のシステムにアクセスして記録を更新したり、お客様とのコミュニケーションを行ったりすることができます。

2. データ分析による知見の提供

アルゴリズムや機械学習を応用すれば、膨大な量のデータからパターンを検出し、その意味を解釈することができます。機械学習による画像認識や音声認識は、さまざまな分野で広く活用されています。
たとえば、クレジットカードの不正利用をリアルタイムで検知したり、保険金の不正請求を特定したり、デジタル広告のターゲティングを自動化したりすることが可能です。

3. カスタマーサービスと従業員対応

自然言語処理機能を取り入れたチャットボット、知的エージェント、機械学習などを活用するテクノロジーによって、お客様対応や従業員対応を強化できます。

例えば、知的エージェントを使えば、パスワードのリクエストへの対応から、自然言語によるお客様の質問への回答まで、24 時間 365 日体制のカスタマーサービスを提供できるようになります。

財務部門における AI の可能性

AI を財務や会計業務に取り入れることで、直面している課題を打開し、画期的な成果を生み出すことが可能となります。AI は、以下のような財務・会計業務のプロセス改善や時間短縮に絶大な効果を発揮します。

会計

  • 仕訳入力の自動化
  • 勘定調整表の作成
  • 配賦の計算と適用

買掛金勘定

  • 経費の承認処理
  • 監査の実施
  • 請求書の照合

売掛金勘定

  • 請求書の作成と認証
  • 係争の分析と処理
  • レポートの作成

FP&A

  • データの収集とクリーニング
  • 予測と予算入力のチェック
  • マネジメントレポートの作成

給与

  • タイムシートのエラーの検出
  • 控除額の計算
  • 複数の勤怠管理システムにまたがるデータの確認

自動分析・インサイト生成機能で新たな気づきを

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