Montgomery Transport社、Alteryxでレポーティングを自動化

Montgomery Transport社に入社する前、McCraney氏はAlteryxを3年ほど使用していました。「インターネットで検索してAlteryxのことを知りました。無料トライアルをダウンロードし、それからずっと愛用しています。このプラットフォームの最大の魅力は、とにかく使いやすいこと。速報レポートをメールで自動送信できるスケジュール機能や、ワークフローを実行し、複数のチームにレポート機能を提供できる機能が備わっています」

「上司にプレゼンを行い、Alteryxで実現できることや、自社システムに統合するための構想を伝えました。すると上司は熱心に耳を傾け、導入のための計画をまとめ、数日のうちにすべてを稼働させてくれたのです」

McCraney氏は、報告や時間のかかる作業の手間を省き、膨大な時間を節約し、不便さをなくすことができたと語ります。「Designerのライセンスを複数用意し、部署をまたいで使用することで、より幅広い分野で効率化が図ることができました。経理の請求書作成、車両のメンテナンスサーバー用のレポート作成、お客様向けの請求書のカスタマイズなどを自動化することで、売上の計上にかかる時間を大幅に縮めることができました。以前はこれらのレポートに30～40時間かかっていました」

「組織への影響は絶大です。チームでアナリストを2人雇う必要がなくなりましたし、レポーティング作業にかかる時間も週に100時間節約できました。また、経理チームの業務も週200時間以上削減できました。すべてがより効率的に動くようになりました。コードを書かなくても、2人のアナリストが常に数字を計算しているようなものです」

McCraney氏にとって、Alteryxの新たな魅力上司に伝えることは朝飯前だそうです。「上司は常に理解してくれますし、Alteryxで何ができるかというアイデアでワクワクしっぱなしですよ」と笑いながらMcCraney氏は説明します。

大規模な組織でさえ、データドリブンな企業文化の価値を受け入れています。「プラットフォームを通じて、あらゆる疑問に対する答えを得ることができます。信頼できる単一の情報源として、欠かすことのできない存在です。より効率的に問題を解決できるようになったことで組織としてのマインドセットにも良い影響が。これまでにない文化的転換を果たすことができました」

高度な分析でトラックドライバーに関する課題を解決する

次のステップ「燃料価格、輸送量、各年のトラック運転者数の予測などの予測分析にプラットフォームを役立てたいと思っています。ドライバーの離職率の高さが業界全体で問題となっているので、ドライバーの離職率を把握することによって、問題解決の糸口を見つけられたらと考えています」

McCraney氏はこれまでの数々の功績にもかかわらず、業界でデータを活用して文化的変革を推し進めるには、苦しい戦いを強いられていると言います。「運輸業界にはまだ旧態依然とした考え方が残っています。Alteryxは、今後どのように物事を進めていくかを考えるにあたっての大きな力となってくれます。実用的なインサイトを簡単に引き出せるため、より収益性を高めることができます」